稼ぎ方・戦略

大学生のAI副業おすすめ6選|未経験から月5万の始め方

更新: 佐藤 拓也

大学生のAI副業は、未経験から月5万円を約3ヶ月で目指す現実的な取り組みであり、大学生のAI副業とは何かをまず具体的に押さえる必要があります。
AIライティングは文字単価1〜2円で月1〜10万円、AI画像生成は1枚500〜5,000円、AI翻訳・校正は英日1ワード5〜15円という相場があり、AIで量産しただけの記事が1本500円以下に落ちる市場では、収入の差は品質と事実確認で決まります。
筆者がクラウドソーシングの案件動向を追ってきた実感でも、最近はAI活用を前提にしたライティングや画像制作の募集が増え、学業の合間に受注する学生も目立つようになりました。
だからこそ、時間の融通・学習スピード・就活での評価という大学生の強みを生かしつつ、扶養や確定申告の注意点と安全な案件選びを押さえ、実績づくりから単価アップ、継続案件へと進めていきましょう。

【結論】大学生の目的別・AI副業おすすめ早見表

大学生のAI副業は、月5万円を実績づくり・単価アップ・継続案件の順で積み上げると、約3ヶ月で現実的に見えてきます。
最初から高単価を狙うより、作業の難易度と生活リズムが合う型を選んだほうが、初案件までの距離はむしろ短くなります。
しかも高度な処理はクラウド側で回るので、メモリ8GB程度のノートPCがあれば足り、ジャンルによってはスマホ1台で始められます。

タイプおすすめジャンル想定月収習得期間
最短で月5万を目指す型AIライティング1万〜10万円1〜2ヶ月
就活/スキル重視型SNS運用代行、AI動画編集3万〜20万円2〜3ヶ月
スキマ時間型AI文字起こし、AI翻訳・校正1万〜8万円数日〜1ヶ月
作品づくり重視型AI画像・イラスト生成1万〜5万円1〜2ヶ月

最短で月5万を目指す大学生におすすめのタイプ

最短で初案件を取りたいなら、AIライティングを軸に考えるのが筋が通っています。
案件数が多く、学ぶ範囲も「調べる・整える・書き直す」に収まりやすいからです。
筆者が学生の副業相談を受ける場面でも、まず「何を売るか」より「どのタイプの働き方が生活に合うか」を先に整理すると、迷いがかなり減りました。
手を広げすぎた学生ほど途中で止まりやすく、1ジャンルに絞った人のほうが初案件に早く届く傾向があります。

この型は、実績づくりから単価アップ、継続案件へ進む流れを描きやすい点も強みです。
AIで量産しただけの記事は単価が1本500円以下に落ちやすいですが、人の目で事実確認を入れて仕上げると評価が変わります。
まずは月5万円を“到達点”として置き、3ヶ月で案件実績を作る流れを想定すると、初月からの高収入を追いすぎずに済みます。
おすすめです。

就活・スキル獲得を重視する大学生におすすめのタイプ

就活を意識するなら、SNS運用代行やAI動画編集のように、成果物が目に見えやすいジャンルが向いています。
生成AIを使いこなす経験は、ガクチカとして語りやすいうえ、業務の再現性も示しやすいからです。
言語系の生成AIを導入済み、または導入準備中とする企業は4割を超えており、学生のうちに触れておく価値は小さくありません。
長期インターンでも、生成AI活用人材は時給1,500円から2,500〜4,000円帯へ伸びる例があり、週10〜15時間で月10〜20万円のレンジも見えてきます。

このタイプは、収入だけでなくキャリアの材料を同時に積み上げられるのが利点です。
授業の合間に作業しやすく、アウトプットがそのままポートフォリオになるので、就活時に説明しやすい。
AI副業を通じて「使える人材」であることを示せるので、実務経験の入口としても扱いやすいでしょう。
スキルを育てながら収入を得たい人にはおすすめです。

スキマ時間で気軽に始めたい大学生におすすめのタイプ

通学や授業の合間に少しずつ進めたいなら、AI文字起こしやAI翻訳・校正が扱いやすいです。
作業の切れ目が細かく、短時間でも進捗を作りやすいため、まとまった時間を取りにくい学生と相性がいいからです。
スマホ1台から入れる案件もあり、まずは副業の入口に立つことを優先できます。
もちろん、8GB程度のノートPCがあれば選択肢はさらに広がりますが、最初の一歩に重い準備はいりません。

気軽に始められるぶん、最初から大きく稼ぐより「継続できるか」を見るのがコツです。
短時間で回せる仕事は、生活の負担を増やさず副業の感触をつかむのに向いています。
そこから自分に合う作業速度や案件感覚が見えてきたら、AIライティングやSNS運用代行へ広げる流れも自然です。
まずは負荷の軽い型で試してみてください。

大学生向けAI副業6種の比較一覧

大学生向けのAI副業は、最初から難しい仕事を狙うより、単価・習得期間・必要ツールの関係を見比べて入口を選ぶほうが伸びやすいです。
クラウドソーシング上のAI関連案件は2024年比で約3倍に増え、選べる幅は広がりましたが、AIで量産しただけの低品質記事は1本500円以下に下落し、報酬ははっきり二極化しています。
だからこそ、同じ作業時間でも単価が数倍違う世界だと捉え、どのジャンルから入るかを先に決めるのが近道でしょう。

比較表の見方

比較の軸は、ジャンル名・単価相場・習得期間・必要ツール・向いている人の5つです。
6ジャンルを横並びにすると、稼ぎやすさは「すぐ始められるか」と「単価が伸びるか」の両方で決まると見えます。
筆者が複数ジャンルの案件を見比べたときも、同じ1時間でも受ける仕事で報酬が数倍違い、とりあえず全部触るより1つに絞ったほうが収入効率は上がりました。

ジャンル名単価相場習得期間必要ツール向いている人
AIライティング文字単価1〜2円、月1〜10万円数日〜2週間ChatGPT系、ドキュメント、検索補助文章作成が苦でない人
AI画像生成1枚500〜5,000円1〜4週間画像生成AI、画像編集ソフト見た目の調整が好きな人
AI動画編集案件ごとに変動、単価は伸びやすい1〜2か月以上動画編集ソフト、字幕・音声補助AI画面構成やテンポ作りが得意な人
SNS運用代行月3〜10万円前後1〜2か月以上投稿管理ツール、分析ツール、画像生成AI反応を見るのが好きな人
AI翻訳校正英日1ワード5〜15円2〜4週間翻訳AI、校正ツール、辞書英語の読み書きが得意な人
AI文字起こし1件数百円〜数千円数日音声認識AI、テキストエディタ早く作業を回したい人

単価が高いジャンルほど習得期間も長くなる傾向

単価と習得期間には、かなりきれいなトレードオフがあります。
AI文字起こしは始めやすく、スマホ1台でも手を付けられる場面がありますが、作業が単純なぶん単価は上がりにくいです。
逆にAI動画編集やSNS運用代行は、編集の流れや投稿設計まで理解する必要があり、覚えることは増えますが、納品物の付加価値が高くなりやすい。
AIライティングはその中間で、案件数が多く初案件を取りやすい入口です。

大学生にとっては、授業の合間に回せるかどうかも収益に直結します。
実際、生成AIを使いこなす力は就活での実績にもつながりやすく、月5万円を目標にするなら、まず実績づくりを優先して単価アップ、継続案件獲得へ進む流れが現実的です。
短期で経験を積むならライティングや文字起こし、伸びしろを取りにいくなら動画編集やSNS運用代行、という整理が分かりやすいでしょう。

初期費用や専門機材が必要なジャンルは後回しでよい理由

大学生が最初から高価な機材や長い学習を要する分野に飛び込むと、収益化する前に疲れやすいです。
たとえばAI動画編集は、ソフト操作だけでなく素材管理や音声調整まで必要になり、途中で案件を広げるほど作業フローが複雑になります。
筆者も『とりあえず全部やる』状態のときはツールの習得コストが分散して伸び悩みましたが、比較表で1つに絞ってからは、学ぶ順番が定まり、納品までの速度が一気に上がりました。

ℹ️ Note

まず稼ぎながらスキルを貯める順番にすると、初期投資の回収が見えやすくなります。

特に、機材代や学習負荷が重いジャンルは、最初の1歩としてはおすすめしにくいです。
AI画像生成も魅力はありますが、販売先や仕上がりの基準を意識しないと埋もれやすい面があります。
逆に、AIライティングやAI文字起こしは低コストで始めやすく、そこで報酬を取りながら次のジャンルへ移る方が挫折しにくいです。
入口を軽くして、伸びる領域に進めましょう。

未経験から始めやすいAI副業ジャンル詳細

AI副業の入口を考えるなら、まずはAIライティングを軸にすると進めやすいです。
案件数が多く、文字単価1〜2円から始めて月1〜10万円を狙う流れが作りやすいので、最初の実績づくりに向いています。
制作系と実務系も有力ですが、成果物の見せ方や継続受注の作り方が少し違うため、同じ基準で比べると判断しやすくなります。

AIライティング:最短で初案件を取りやすい入口

AIライティングは、未経験者が最初に選ぶジャンルとしてかなり相性がよいです。
特徴は、文章の下書きをAIに任せつつ、人が事実確認と文体調整を加えるだけで納品の形に近づけやすい点にあります。
筆者が初案件を取ったときも、AIの下書きをそのまま出さず、数字や固有名詞を確認して言い回しを整えた工程が評価され、継続受注につながりました。
文字単価1〜2円から始めやすく、案件数が豊富で学習期間も短いので、最初の一歩としておすすめです。

メリットは、受注までの距離が短いことです。
SEO記事、商品説明、メルマガ下書きなど、求められる型が比較的はっきりしているため、8割の力で対応できる案件から入っても仕事になりやすいでしょう。
デメリットは、AIの出力をそのまま使うと薄い文章になりやすく、一次情報の確認や見出しごとの論点整理を怠ると評価が下がることです。
向いているのは、文章を書くことに強い抵抗がなく、コツコツ修正しながら精度を上げたい人です。
まずは自分が処理しきれる範囲を見極めて、そこから広げていきましょう。

AI画像・イラスト生成とAI動画編集:成果物が残る制作系

制作系は、納品物そのものがポートフォリオとして残るのが強みです。
AI画像・イラスト生成は1枚500〜5,000円が相場で、AI動画編集もショート動画や広告素材のように成果が目に見えやすい案件に広がります。
特徴は、見た目の品質がそのまま評価に直結することで、メリットは実績を公開しやすく次の受注につなげやすい点です。
正直に言うと、見栄えのよい実績を積めると提案時の説得力が上がります。

ただし、デメリットもはっきりしています。
著作権や利用規約の確認を怠るとトラブルになりやすく、納品前のチェックを習慣化しないと危険です。
筆者も画像生成案件では、素材の扱いと規約を確認する工程を抜かさないようにしてから、余計な差し戻しを避けやすくなりました。
向いているのは、画づくりや編集の細部に手を入れるのが苦にならず、品質の作り込みを楽しめる人です。
制作系はが、安易に数をこなすより、確実に使える成果物を積み上げる意識が必要でしょう。

SNS運用代行・AI文字起こし:継続案件につながりやすい実務系

実務系は、単発よりも継続案件に伸びやすいのが特徴です。
SNS運用代行は投稿文の作成や運用補助を通じて関係が続きやすく、AI文字起こしは定型作業の精度と速さが評価されやすい分野です。
AI翻訳・校正も英日で1ワード5〜15円程度の目安があり、文章の整え役として入ると安定収入を作りやすくなります。
メリットは、業務フローの中に組み込まれやすく、いったん信頼を得ると継続しやすいことです。

ただし、デメリットとしては、派手な成果が見えにくく、最初は単価交渉よりも正確さが重視される点があります。
向いているのは、細かな作業を丁寧に進められる人や、相手の意図をくみ取って地道に改善できる人です。
ここでも考え方は同じで、まず8割の力で対応できるジャンルから始め、慣れてきたら翻訳精度や運用提案の幅を広げていく流れが合っています。
実務系はおすすめで、派手さより安定を取りたい人にはとくに相性がよいです。

月5万円までの3ヶ月ロードマップ

月5万円を目指すなら、最初から収入の最大化を狙うより、1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目でやることを切り分けたほうが進みやすいです。
まずはツールに慣れて初案件を取ること、次に実績5〜10件を積んで単価交渉に進むこと、最後に継続案件へつなげて収入を安定させることが、いちばん再現性の高い流れになります。
遠回りに見えても、この順番が結局は最短です。

1ヶ月目:ツール習得と初案件の受注

最初の1ヶ月は、稼ぐ月というより慣れる月です。
入力の仕方、案件の探し方、提案文の組み立て方を体で覚えながら、まずは1件の実績を作ることに集中しましょう。
ジャンルによっては副業開始後2週間程度で初案件を受注できる例もあり、ここで大切なのは単価の高さではなく、高評価を1つ積み上げることです。
低単価でも、納期を守って丁寧に仕上げれば次の受注率が変わります。

ここで焦って高額案件ばかり追うと、提案が通らないまま消耗しやすいです。
ツール習得も同じで、完璧に使いこなしてから動くのではなく、実案件の中で覚えるほうが早いでしょう。
まずは小さく受けて、早く返す。
そこから実績の土台ができます。

2ヶ月目:実績5〜10件と単価交渉

2ヶ月目は、実績を見せて単価を上げる局面です。
5〜10件の実績と高評価が並ぶと、応募できる案件の幅が広がり、高単価・好条件の仕事にも手が届きやすくなります。
ここではプロフィール文や提案文の改善に時間を使い、何ができるかではなく、何を安定して納品できるかを伝える形に整えると通りやすいです。

筆者も単価交渉に踏み切ったのは、実績と高評価が一定数たまってからでした。
根拠のある実績を示せたため、値上げは思った以上にすんなり通りました。
交渉は勢いではなく証拠です。
相手が安心できる材料を先にそろえたうえで、金額だけを静かに上げていくのがコツでしょう。

3ヶ月目:継続案件で月5万円を安定化

3ヶ月目は、単発を継続に変えていく段階です。
月5万円を安定させるには、毎回ゼロから案件を探すより、相手との信頼を積み上げて継続発注につなげたほうが速いです。
稼働時間あたりの収入も上がりやすく、作業の段取りも固定化されるので、精神的な負担が一気に軽くなります。

実際、継続案件を1本確保できた時点で、収入の見通しが立ちました。
入金の波が読めるだけで気持ちに余裕が生まれ、次の提案にも落ち着いて回れるようになります。
最初から大きく狙わず、実績、単価、継続の順で積み上げる。
この順番で進めてみてください。

大学生ならではの3つの強みと就活・ガクチカへの活かし方

大学生がAI副業に取り組む価値は、収入を得ながら就活で使える実績まで作れる点にあります。
授業の合間や通学時間を使って少しずつ進めやすく、若い世代ほど新しいツールの吸収も速いので、学びと実務を同時に回しやすいのです。
実際に、空きコマを細かく使って継続した学生のほうが案件を最後までやり切りやすく、まとまった時間を待っていた学生ほど手が止まりがちでした。

授業の合間に動ける時間の融通と学習スピード

大学生の強みは、毎日まとまった8時間を確保しなくても進められることです。
1回30分でも、プロンプトを直す、納品物を整える、修正点を反映する、といった作業は積み上がります。
ここで差が出るのは、時間の長さよりも回転の速さでしょう。
短い作業を何度も回せる人ほど、AIツールの使い方を体で覚えやすく、出力の癖にも早く慣れます。

授業の空き時間や通学時間をうまく使えると、作業が生活の外に押し出されません。
逆に、平日に丸ごと空く日を待つやり方は、予定が崩れた瞬間に止まりやすいです。
筆者が見てきた学生でも、「自分で案件を取り、納品まで完遂した」経験を面接で話せた人は、抽象的な自己PRよりずっと説得力がありました。
小さく始めて、途中でやめずに仕上げた事実が、そのまま評価材料になるのです。

AIを使いこなすスキルが就活で評価される理由

言語系の生成AIを導入済み・導入準備中とする企業は4割を超えています。
つまり、AIを触れるだけの人ではなく、業務の中で使いこなして成果に変えられる人材が求められているわけです。
就活で見られるのは、ツール名を知っているかではなく、要件整理から修正、納品までをどれだけ安定して回せるかという実務感覚になります。

大学生は学習の立ち上がりが早く、新しい操作や改善点を吸収しやすい立場にあります。
副業で磨いたAI活用スキルは、単なる「便利な趣味」では終わりません。
志望動機に結びつければ、業務への適応力として語れますし、面接でも「何ができるか」を具体的に示しやすい。
おすすめなのは、作業の前後で成果を記録しておくことです。
数字や変化が残っていれば、話はぐっと強くなります。

副業実績をガクチカ・長期インターンへ発展させる

副業の成果は、そのまま長期インターンの入口になります。
生成AI活用人材のインターンは、時給1,500円から2,500〜4,000円帯へ上がる例があり、週10〜15時間の稼働で月10〜20万円も現実的なレンジです。
ここでのポイントは、単に時給が上がることではなく、任された仕事の範囲が広がることにあります。
案件を自力で取り、納品し、改善まで回した経験があれば、任せられる仕事のレベルも上がりやすいのです。

大学生の最大の価値は、収入とガクチカを同時に積める点にあります。
副業で作った成果物や数値実績は、志望動機やガクチカで具体的に語れる差別化材料になります。
たとえば「どの工程をAIで短縮したか」「どれだけ修正回数を減らしたか」「どうやって継続したか」を説明できれば、話は一気に現実味を帯びます。
面接で強いのは、きれいな理想論ではなく、手を動かして残した実績でしょう。

学業との両立と税金・扶養の注意点

学業を崩してまで副業を広げると、締め切りの重なりや試験前の無理が先に来ます。
だからこそ最初に決めるべきなのは、稼げる額より週あたりの稼働上限です。
案件を受ける前に授業、課題、試験の山を並べて、空いている時間だけを仕事に回す設計にすると、続けやすさがまったく違います。
実際、学生に助言する場面では、いくらまでなら扶養や申告で困らないかを親と共有しておくと、あとで話がこじれにくくなりました。

学業を最優先にした稼働時間の決め方

学業を優先する稼働設計では、まず「週に何時間なら無理がないか」を先に固定します。
目安を後回しにすると、短納期の案件が続いたときに授業の予習や課題提出が押し出されやすいからです。
たとえば、平日は授業後に1日2時間、週末にまとまった3時間だけ確保するように決めておけば、案件を増やすかどうかの判断がしやすくなります。
ここで大切なのは、稼働可能時間を残業感覚で増減させないことです。

筆者の経験では、最初に親とも共有しておくべきなのは収入額そのものより、扶養や申告に触れない範囲です。
学生本人が把握していても、家族側が「どこまでなら大丈夫なのか」を知らないと、年末になって急に心配が増えます。
先に線を引いておくと、案件選びが落ち着きますし、無理な受注を避ける判断材料にもなります。

20万円ルールと確定申告の要否

20万円ルールは、副業所得が20万円以下なら所得税の確定申告が不要になる、という意味です。
ここでの「副業所得」は売上ではなく、経費を引いたあとの所得です。
つまり、入金が20万円を超えていても、経費がかさんで所得が20万円以下ならこのルールの対象になり得ます。
逆に、所得が20万円を少し超えただけでも、申告の要否は変わります。
数字だけを切り取ると誤解しやすいので、収入と所得を分けて見る必要があります。

ただし、このルールはあくまで所得税の確定申告に関する話で、住民税は別です。
副業所得が20万円以下でも、住民税の申告は金額に関わらず必要になります。
AI副業は入金のタイミングが月ごとにばらつきやすいので、報酬の入金明細と経費のレシートを最初から月別に整理しておくと、後で慌てにくいでしょう。
記録が残っていれば、申告が必要になったときの確認も速くなります。

扶養(150万円の目安)と住民税の申告

2025年からは、親の扶養を外れずに稼げる年収の基準が150万円まで拡大しました。
これは学生にとって扱いやすい基準ですが、20万円ルールとは別制度です。
扶養は家族の税や社会保険の判断に関わる話で、20万円ルールは本人の所得税の確定申告の話だからです。
似た数字が並ぶため混同しやすいものの、同じ枠で考えると判断を誤ります。

AI副業の多くは業務委託で、経費を引いた所得が104万円超で所得税の対象になります。
これに対して給与アルバイトは給与所得として扱われるため、見方が変わります。
業務委託か給与アルバイトかで、収入の積み上がり方も、経費の考え方も違うわけです。
数値は目安として押さえつつ、最終判断は最新情報の確認と必要に応じた専門家・税務署への相談まで含めて考えると安心です。

詐欺・情報商材を避ける安全な案件の見分け方

危険な案件は、最初の見せ方で見抜けます。
とくに「誰でも月100万」「スマホだけで自動的に稼げる」「1日30分で月収50万」のように、具体的な方法や検証材料を出さずに高収入だけを強調する案件は要注意です。
高額なAI講座の相談が届く場面でも、無料で拾える情報を少し並べ替えただけの商材は少なくなく、うますぎる話ほど最初に疑う姿勢が身を守ります。

危険なうたい文句と過大な収入約束のパターン

詐欺や高額商材の入り口は、報酬条件の不自然な高さにあります。
条件の根拠が薄いのに「すぐ稼げる」「誰でも再現できる」と押し切る案件は、読者の判断力よりも期待感を先に動かそうとしているからです。
実際のところ、直感的に「うますぎる」と感じたら、その時点で立ち止まるのが正解でしょう。

怪しい案件では、数字だけが派手で中身が空いことがよくあります。
「誰でも月100万」「スマホだけで自動的に稼げる」「1日30分で月収50万」のような表現は、作業内容・必要スキル・再現条件が説明されていないまま収入だけを約束する典型です。
こうした文句が前面に出るほど、受講後に「まずは教材購入」「追加コンサルが必要」といった流れへ誘導されやすくなるので、宣伝文より先に実態を見ましょう。

特商法表記・法人情報・支払い方法のチェック

安全性を見るときは、特商法表記と法人情報を先に確認してください。
法人名、代表者、住所、電話、返金条件がそろっていて、なおかつ薄い説明で逃げていないかが基準になります。
住所は地図で実在を見ればよく、運営の実体が見えない案件は初心者ほど避けたほうがいいです。

支払い方法も強い判断材料です。
個人名義への振り込み、暗号資産ウォレット、前払い一括のみといった形は撤退の目安になります。
さらに、初期費用を先に求められる、連絡手段が外部チャットアプリだけ、問い合わせ先が曖昧という条件が重なるなら、取引の安全性は低いと考えてよいでしょう。
こうした場面では、勢いで申し込まず、特商法表記を確認する習慣を持ってください。
身を守るには十分です。

大手クラウドソーシングから安全に始める

初心者の最初の一歩としては、大手クラウドソーシングから始めるのが。
運営を介した取引は、相手と直接やり取りする案件よりもルールが明確で、トラブル時の保護も受けやすいからです。
高額講座に入る前に、まずは小さな案件で納品と評価の流れを経験しましょう。

安全に始めるなら、いきなり高単価を狙うより、案件の見え方を学ぶほうが近道になります。
発注文の書き方、報酬の払い方、連絡の丁寧さを見ていくと、まともな案件と危うい案件の差が自然に見えてきます。
最初は大きく稼ぐより、安心して続けられる場を選んでみてください。
そこから積み上げるほうが、結局は。

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佐藤 拓也

元Webメディア編集長。AIライティングツールを駆使した記事量産ワークフローを構築し、副業ライターとしても活動。クラウドソーシングでの案件獲得・単価交渉の実践知を持つ。

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Gammaは、テキストやアウトラインから約60秒でスライド初稿を生成するAIツールであり、資料作成代行を「作業時間」で売れる副業に変える土台になります。プレゼン資料の相場は1枚3,000円前後で、筆者がAI画像生成やストック素材販売で「作って売る」循環を回してきた感覚から見ても、

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